保育のこと

Philosophy
0歳からの自然保育、森のようちえん

土のにおい、樹木の葉のささやき、風の音。
草花のふれあい、虫の観察、命のつながり。

自然の恵みや厳しさの中には、子どもの五感を大きく刺激し、「探究心」や「好奇心」を育む環境があります。

「いま」を生きる子どもには、「いま」関心があることに夢中になれる時間をどれだけ保証し、子どもの関心事にどれだけ寄り添うことができるか。

人間性の土台を築く大切な乳幼児期。自己を信じる力を育んでいきます。

地域とのつながり

Community
まち全体が園庭

安全面を考えて、とじている今の保育園。子どもと地域の分断。子どもが、地域から隔離されていく環境に危機感をもっています。

多様なひとと良い出会いを持てることが望ましい幼児期、子どもたちが長い時間生活をする保育園では、多くの保育者は女性であり、女性と子どもの密閉された空間。

社会と大きな偏りがあります。

子どもも一人の人格者。
一緒に育ちあう存在。

子どもたちと老若男女さまざまな人との出会いをつくること。子どもの姿をもっとオープンにすることで、みんなで見守り、助け合い、子どもに関わることができる環境を築きます。

保育者のこと

Persons
大変な仕事ではなく、社会にとって重要な仕事

「子どもと遊んでいるだけ」

保育者に対する多くのひとの印象です。

発達段階を熟知し、子どもの「いま」をみて、やりたいことにとことん寄り添う存在。
専門の知識をもち、子どもの成長を日々支える存在。

子育て世帯の孤立、母親への負荷集中。
現代の社会構造としての問題、育児不安。

保育士の専門性を地域に波及し、還元することで、親も保育者自身も喜びをもって、また子どもたちと向き合える。
そんな未来を想像しています。