保育の領域では、子どもとの関わりの他に書類仕事や雑務等、業務が多岐に渡ります。また、昨今保育・教育や園に求められることが高度化・複雑化しています。

人的にも、時間的にも、保育者の心の面においても、どうしたら『余白』をつくれるのか。

さまざまな手段を試していく中で「これはよかった」というSORAの3種の神器をご紹介。

まずひとつ目は―――。

超小型インカム
ALINCO DJ-PX5

保育中のコミュニケーションの課題解決に、インカムを導入しました。
2022年の初めから導入。使用してわずか半月ですが大きな導入効果を感じています。他園にもおすすめしたいNo.1。

日々のリアルタイムな情報共有はもちろんのこと、ヘルプの声がすぐ周囲の保育者に届くことなど、保育者の心の安心が『余白』につながっています。

保育室では、子どもの声が響きわたる時間帯では、保育者同士の声がなかなか届かないことも。インカムを使うことで、飛沫を防ぎながら必要最小限の声でも会話が届く環境になりました。

屋外の探索活動でも、保育者同士の連携が不可欠。インカムが大活躍しています。

また、園児が昼寝の時間には保育者が集まってミーティングをしています。昼寝中でも、SIDSを防ぐための5分ごとの呼吸チェックが必須のため、全員でのミーティングは不可能でした。インカムをオンにしておくことで、すべての保育者へリアルタイムな情報共有が可能になりました。

 

 

(ちょっとメモ)

以前より、SORAでのスタッフ間の情報共有は、コミュニケーションツール「slack(スラック)」というアプリを活用。内容の確認には、どうしてもタイムラグが発生してしまいますが、シフト体制の保育園では、こちらも重要なツールとなっています。業務内容のほかにも、雑談やイベント・セミナー参加の内容・感想などもスタッフみんなで共有しています。