森と自然の保育園SORAがある港南区では地域の方や保育関係者、子育て支援団体などが手を取り合い、そこに行政も加わって「地域ぐるみの子育て」へ長年取り組まれています。

2021年6月30日(水)、SORAでもよく探索に出かける中央公園にて「七夕まつり」が開催されます。例年ですと、地域親子と保育園児が交流するきっかけともなる機会でしたがコロナ禍もあり、交流はできませんが蜜にならない工夫を凝らしながら親子や子どもたちが楽しめるプログラムとなっています。

港南台にある13施設の保育園や子育て支援団体、港南区などが協業し開催します。微力ではありますが、SORAも一員に加えていただきました。長きに渡り活動されている皆さんとともに、地域の子育て環境や課題を知り、地域の一員として何ができるのか考えていきたいと思います。

遊びにおいでよ!七夕まつり
日時 2021年6月30日(水)9:30~11:15
場所 港南台中央公園(雨天時中止)

6月17日(木)~29日(火)地域の公園で探索しているSORAの園児やスタッフを見つけ、声をかけると、SORAスタッフ手作りの「笹飾りキット」をプレゼント。オレンジの帽子が目印です。

さらに、このようなつながりも。
この地域にある保育園では、認可保育園、認可外保育園という枠組み関係なく、保育士や調理師が勤務先とは別の保育園の様子を見学し体験できる実地研修が行われています。昨年はコロナ感染の状況で中止になりましたが、一昨年度は、SORAの保育士と調理師がそれぞれ別の園に研修に行かせていただきました。またSORAにも他の園の保育士が体験にきてくださいました。このように、地域全体で保育力向上への取り組みが行われています。

中央公園に隣接する「生き生き港南台プレーパーク」は、いつも親子でにぎやか

親の立場として感じたこと。それは育児の孤立化や、保育園に入れないなど、子育てにおける様々な課題がある中でも、地域の子育て支援関係者や保育関係者、専門機関同士が、顔の見える関係でつながっている。普段はなかなか見えにくいですが、地域に住まう親子にとって、安心感や心強さをもたらすつながりではないでしょうか。

コロナ禍もあってか、SORAへの入園希望のメッセージには「都心部から港南台へ引っ越してきました」というご家族が増えてきました。

(文章・柴山)